【INAIL後援の国際シンポジウム】
最終日には「MUSCULOSKELETAL INTERNATIONAL SYMPOSIUM – Prospettive Future oltre SPINE 4.0」が、イタリア労働・社会政策省(INAIR)の後援で開催されました。
シンポジウムには、ノーベル生理学・医学賞受賞者のRandy Wayne Schekman博士(カリフォルニア大学バークレー校)をはじめ、Ivan Martin教授(バーゼル大学)、酒井大輔教授(東海大学)、Inbo Han教授(韓国・CHA大学)など、世界的な専門家が登壇し、筋骨格系疾患における最新の研究が紹介されました。
午後には、BRIC-INAIL SPINE 4.0プロジェクトの成果が発表され、臨床試験による椎間板再生の成果や、ナビゲーション技術を活用した精密な脊椎手術などについて国際的議論が行われました。AIを用いた腰痛診断支援やウェアラブルセンサーの研究成果も発表され、参加者たちは最新の医療技術の進展に驚きと興奮を隠せませんでした。
5日間にわたるイタリア研修を通し、参加した医学生から感想を頂きました。
– ロボティックアーム支援システムを用いた人工膝関節置換術は、私にとってはどれも初
めて見るものであったので、新鮮でとても興味深かった。(医学部1年)
– 研修を通じ、スポーツ医学にはまだ解明されていない部分も含む多様な分野があること
を改めて認識した。学生研究員としての活動を進めるにあたり、少しずつ研究手法を身に
付けながら、現在興味を持っている足のスポーツ障害、特に捻挫や疲労骨折に関する研究
を深めていきたいと考えている。(医学部1年)
– 今回の意見交流を通じてさまざまな研究のお話を聞き、これからスポーツ医学分野にお
いて人のためになる研究を自分もしたいとの思いが強くなりました。(医学部4年)
– 細胞由来の治療法やAIを用いた診断技術など、革新的なアプローチが実際の医療現場に
どのように応用されているかを具体的に学べた点です。日本とイタリアの研究者・医師た
ちが互いの知見を共有し合う姿から、国際的な連携の重要性と、その中で自分自身がどの
ように貢献できるかを真剣に考えるきっかけとなりました。(医学部5年)
引き続き、東海大学医学部では学生参加型の海外研修プログラムを展開して参ります。
今回のローマ研修について、より詳細な報告は公式Instagramをご覧ください!
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