整形外科
酒井 大輔
循環器内科
吉岡 公一郎
メンタルヘルス科
山本 賢司
産婦人科
野村 弘行
総合内科
阿部 智史
スポーツドクターと聞いて一番最初に連想されるのが整形外科医ではないでしょうか。
整形外科ではスポーツ活動中に発生する外傷に対する診察を行います。
本プロジェクトでは整形外科医が毎週湘南校舎へ帯同し、アスリートの診察を行い、そこでより詳細な検査が必要と判断された場合は、付属病院での検査を実施します。
必要に応じて手術も行われ、退院後は湘南校舎でのリハビリを行うことが可能です。
早期診断、対応を行う事で早期の競技復帰を実現することが可能です。
Sports Medical Suportでは、スポーツドクターを目指す医学部の学生も帯同し、実際の現場を見学させて頂いております。
また、伊勢原校舎では2024年度より整形外科が主催となる医学部生を対象とした “スポーツドクターセミナー” を開催し、学生のうちからスポーツドクターに関する知識を身につけて頂く場を実現する予定です。
付属病院整形外科はこちら
https://www.fuzoku-hosp.tokai.ac.jp/service/seikei-geka/
本プロジェクトで実施しているアスリート健康診断における採血検査の結果を中心となってチェックしているのが循環器内科です。採血結果からは身体の中で起きていることを確認することができ、実際のパフォーマンスに影響する箇所をピックアップしアスリートへフィードバックすることが可能です。
アスリート健康診断で異常が見つかった際は、付属病院での継続的な診察が可能です。
2023年度は陸上競技部駅伝チームに対し年3回にわたるアスリート健康診断を実施しました。
2024年度は陸上競技部投擲部門、ラグビーフットボール部が実施を予定しています。
付属病院循環器内科はこちら
https://www.fuzoku-hosp.tokai.ac.jp/service/junkan-naika/
メンタルヘルスのセクションでは、アスリートのメンタルな問題や睡眠の問題に対して、コーチ、選手をはじめとした関係各所と協力をしながら対応していきたいと考えています。
現状で、メンタルな問題の発症予防・診断・治療については心理師と精神科医が協働して対応できる形となっており、また、睡眠やコンディショニングについては、音楽療法士の協力を得ることが可能です。
コーチ、選手の皆さんのお役に立てるように、フレキシブルに対応していきたいと考えていますので、お気軽にご相談ください。
付属病院精神科はこちら
https://www.fuzoku-hosp.tokai.ac.jp/service/seishin/
近年女性アスリートの活躍には目覚ましいものがありますが、その一方で、女性アスリート特有の問題が発生しているのも事実です。
東海大学医学部付属病院産婦人科では、2024年5月、女性アスリートの特徴やニーズに焦点を当てた、専門的なケアを提供する女性アスリート外来を新設しました。
月経(生理)痛、過多月経、貧血などの症状は、パフォーマンスに大きな影響を及ぼします。大会にあわせた月経移動、無月経や月経不順、月経困難症や月経前症候群といった月経関連疾患に個別に対応し、よりよいパフォーマンスが発揮できるようコンディション調整を行い、女性アスリートをサポートします。
付属病院産婦人科はこちら:
https://www.fuzoku-hosp.tokai.ac.jp/service/sanfujin/
総合内科では、内科医としてスポーツ支援を行っています。東京2020オリンピックや湘南国際マラソンで、脱水症などの対応をする救護を担当してきました。
私たちはesports領域にもスポーツ医学を提供することが重要だと考えています。「esports」とは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称です。esports大会救護を通じて、選手への健康介入を行っています。またゲーム依存に対する対処方法も、一緒に考えていきます。
この度、包括的な相談窓口としてesports外来を新設します。まずは総合診療医が全身を診察し、眼科・整形外科・精神科など専門科と協働して、患者さん一人一人に寄り添った手厚い医療を提供致します。
付属病院総合内科はこちら:
https://www.fuzoku-hosp.tokai.ac.jp/service/sogo-naika/