Q1.これまでトップアスリートとしてご活躍されてきた先生方は、アスリートが活躍する上で求められるメディカルサポートについて、どのように考えられますか?
怪我はスポーツ界において避けて通れない課題です。私自身も右大胸筋断絶という困難な状況に直面しました。怪我の種類によって、治療法や手術の選択肢は異なります。そこで、プロフェッショナルな知識や経験が不可欠です。医師やリハビリテーションスタッフなど、メディカルサポートは怪我の治療だけでなく、精神的な面でも大きな支えとなります。怪我によっては、リハビリプロセスが長期間にわたることもありますが、その過程でのサポートはアスリートが心身ともに健康な状態に戻るために欠かせません。メディカルサポートの重要性を強く感じており、私自身もとても助けられました。
Q2. 本ホームページを見に来てくださった皆様に対しコメントをお願いいたします!
スポーツメディカルサポートは、専門知識や専門能力だけでなく、人と人とのつながりや人間力を高めていくことが重要であり、スポーツ界にとどまらず、社会全体に貢献する仕事であると考えます。
柔道界でも社会でも、自己成長し、いかに社会に貢献するかを追求することが究極の目的だと考えます。人と人とのつながりの中で人間力を高めていくことも大切だと考え、その両面を目指していってほしいと思っています。
これからもスポーツ界、医科学会が手を取り合い、共に成長することで、社会還元ができることを心より祈念いたします。
私も頑張ります。