Q1.これまでトップアスリートとしてご活躍されてきた先生方は、アスリートが活躍する上で求められるメディカルサポートについて、どのように考えられますか?
私は1984年に東海大学に入学して箱根駅伝を走る事を目指しました。自分が強くなりたいと努力のレベルを上げることに比例するように、脚の故障に悩まされて来ました。40年前の当時はスポーツ医学が今ほど進歩していなく、相談するのも町の整形外科医で医師もスポーツ選手を診察する経験が少ないことから、学生ながらに不安を感じていました。なので、故障への対処も不十分で、復帰までに時間もかかり、大切ないくつかの試合に出られない事もあり、悔しい想いをしました。
今後、求められるメディカルサポートは、医師と理学療法士が連携して、故障から早期復帰を目指す最新の治療機器とマッサージをしてくれるトレーナーを導入する事ではないでしょうか。そのモデルは、米国の大学にあると思います。
Q2. 本ホームページを見に来てくださった皆様に対しコメントをお願いいたします!
東海大学では、選手がスポーツでトップを目指す上で、怪我や故障によるトレーニングの中断を可能な限り短くするための、医学部と体育学部とクラブが連携した、復帰プログラムの提案が可能です。これにより4年間という限られた時間を、学生スポーツに思いっ切り打ち込める環境が整っています。