東海大学スポーツメディカルサポート
東海大学医学部付属病院スポーツ外来
   
スポーツ医学プロジェクト

東海大学スポーツメディカルサポートとは

                       

パフォーマンスを行う上で欠かせない“身体”

あなたは自分の身体についてどこまで知っていますか?

近年、スポーツ業界においてアスリートのメディカルチェックが注目されてきています。
プロアスリートではチームごとに採血検査を含む身体機能検査や、バイオメカニクスを用いた動作解析による動作確認を行い、2つのデータを掛け合わせ、パーソナルデータを用いた選手管理が行われています。
こうしたデータはオリンピックの舞台においても活用されており、日本に限らず世界中のアスリートが身体指標としています。

MLB (野球) ではこうしたメディカルデータも1つのアピールポイントとなっていることが近年注目されており、NBA (バスケットボール) ではメディカルチェックにより病気を早期発見できたことで、所属チームサポート体制のもと、適切な治療を早期に可能とした事例もあります。

日本では、国体選手のトレーニング中や国体参加中の事故予防の為に健康状態のチェックが重要とされており、国体参加のために事前に健康であることを確認し、主催者側に報告することが義務付けられています。

2022年4月、東海大学では医学部と体育学部がタッグを組み、

“スポーツ医学プロジェクト”

を発足しました。

湘南校舎の体育会に所属するアスリートに対し、伊勢原校舎にある東海大学付属病院から整形外科をはじめ、循環器内科、精神科、栄養科、リハビリテーション科、薬剤科、婦人科など多領域から専門家が集結したサポート体制を整えました。

湘南校舎では、現在プロアスリートとして活躍する選手の動作解析データをこれまでに数多く解析、日本に数台しかない装置も設置されており、バイオメカニクスを用いた動作解析のできる環境が整っています。

私たちについて

パフォーマンスの最大化

最先端の医科学研究と予防プログラムを融合させ、アスリートが怪我をせずに最高のパフォーマンスを発揮できるよう支援します。個々のニーズに応じたカスタマイズされたトレーニングとアプローチで、早期復帰までを寄り添い、頂点を目指すサポートを行います。

We integrate cutting-edge medical science research with preventive programs to support athletes in achieving peak performance without injuries. We provide customized training and approaches tailored to individual needs, accompanying them through early recovery and supporting their journey to the top.

連携による全方位ケア

他医療機関や専門施設との連携を強化し、怪我からの復帰を全面的にサポートします。どこにいても一貫した高水準の医療を受けられる環境を整え、選手一人ひとりが最短で安全にスポーツに復帰できるよう努めます。

We strengthen collaboration with other medical institutions and specialized facilities to fully support recovery from injuries. We strive to create an environment where athletes can receive consistent, high-quality medical care anywhere, ensuring their safe and rapid return to sports.

スポーツを通じた社会への貢献

スポーツの力を活用して、全ての人々の健康促進と社会活性化に貢献します。教育的及び文化的価値を広め、より豊かな社会の形成に寄与します。

We leverage the power of sports to promote health and invigorate society for all individuals. We spread educational and cultural values, contributing to the formation of a richer society.

挨拶

医師1

医学部長
森正樹

医師2

体育学部長
内山秀一

医師3

付属病院病院長
渡辺雅彦

医師4

健康推進室
宮崎誠司



強みとしての学園ネットワーク

東海大学は総合大学であり、体育会所属チームは総じて強豪が多く、日本代表として戦う選手も多く在籍し、多種多様な体育会を有しています。

また年代を問わず幅広い競技のアスリート治療を行っている整形外科として、実績、知見など日本でも有数のネットワークを誇ります。

これまでに、柔道国際大会や国内大会への医師派遣、東京オリンピック 硬式テニス帯同医師、全国高等学校野球選手権大会(甲子園大会) 神奈川県代表チーム肩・肘検診などを行ってまいりました。

東海大学ネットワークを生かし、アスリートが競技に復帰するためのサポートや予防医療、パフォーマンスの向上に向けて、整形外科・理学療法士・薬剤師・栄養士、サイエンティストといった多様な分野の専門家が協力し合い、総合的な支援を提供いたします。