私は学生時代野球をしておりました。部活の先輩から食事記録や練習内容、体重をノートに記載し、管理することを推奨され、栄養に関する興味を持ち管理栄養士になろうと思いました。
大学では臨床栄養学を学び、疾病を持つ方に対しての栄養管理を行いたいと考え、現在病院に勤務しております。
スポーツ医学プロジェクトをきっかけとしてスポーツに関わる機会を頂きました。当科では私を含め3名体制で業務調整をしながら対応させて頂いています。私達は普段、院内で糖尿病、脂質異常症、腎臓病などの生活習慣病を持つ患者さんに対して栄養介入しております。スポーツ栄養の専門家ではありませんが、病態的な栄養管理をしている知識を活かし、学生が適切な栄養管理が行えるよう関わらせて頂けたらと存じます。
栄養科代表者 鈴木 太
〇栄養科におけるスポーツ支援
当科では、スポーツ栄養に関する悩みや相談を希望した学生さんを対象に水曜日14時からZoomで面談を実施しアドバイスを行っております。その際、事前準備として体組成、トレーニング量、3日間程度の食事記録を2週間前までに頂ければ、推定必要エネルギー量や糖質摂取推奨目安量、たんぱく質摂取推奨量、推定摂取栄養量を算出して、栄養のアドバイスや食事・栄養の問診結果レポートの作成を行っています。
また、医師の診療を受診し、栄養介入が必要となった学生に対しては院内で栄養指導を実施しております。