近年女性アスリートの活躍には目覚ましいものがありますが、その一方で、女性アスリート特有の問題が発生しているのも事実です。
東海大学医学部付属病院産婦人科では、2024年5月、女性アスリートの特徴やニーズに焦点を当てた、専門的なケアを提供する女性アスリート外来を新設しました。
月経(生理)痛、過多月経、貧血などの症状は、パフォーマンスに大きな影響を及ぼします。大会にあわせた月経移動、無月経や月経不順、月経困難症や月経前症候群といった月経関連疾患に個別に対応し、よりよいパフォーマンスが発揮できるようコンディション調整を行い、女性アスリートをサポートします。
東海大学医学部付属病院産婦人科「女性アスリート外来」のホームページをご覧いただきありがとうございます。当外来では、スポーツに参加される女性の種々の健康問題に対し、競技生活だけでなく、長期的な健康管理も視野に入れた診療を行っていくことを目指しております。
生殖・内分泌やヘルスケア領域に精通したスタッフを中心に、各診療科との連携もとりながら、科学的な視点に基づいた医療サポートを提案してまいります。
現在のところ医療機関からの紹介による予約制をとっておりますが、競技レベルを問わず対応しておりますのでどうぞお気軽にご相談ください。
産婦人科 診療科長
野村 弘行